星、見えましたよ!天文合宿で一番聞きたいひと言

プラネタリウムに初めて行ったのは、小学生の頃の社会科見学でした。
360度の天井いっぱいに映し出された星空の美しさ・・・

その時に教わった、冬の初めになると現れる「オリオン座」。
真ん中の3つ並んだ星を見上げるたび、子供の頃の感動を思い出させてくれます。

そんな星空に魅せられた老若男女の皆さんがこの週末、合宿に来てくれました。

明石市立天文科学館の、中高年から小学生までの天文合宿。
テニス合宿やサッカー合宿とはひと味もふた味も違う、星空を観測する合宿を、
今回は紹介したいと思います。

■こんなスケジュールで進めていきます

昨年来ていただいた時は雲が多くて観測はもうひとつだったそうなので、
今年はリベンジをかけた観測です。

今シーズン最強の全国的な寒波の中、前日の積雪を心配しながらも、
送迎バスとマイカー数台に分かれて、午後3時頃ロマンツェへ到着。

ロマンツェの送迎バスは20名以上なら、最寄りのJR和気駅まで送迎しています。
(要予約。ただし個人のお客様には対応していません)

宿泊の本館は定員40名。
職員の皆さん、男性、女性、ファミリーなどに分かれてお部屋割り。
40名を超えても、ログハウスに宿泊できます。

オリエンテーションなどの後は、夕方に夕日の撮影のため外へ。
この時期の日の入りは午後5時半頃。
ロビーに飾っている、風車をバックにした夕焼けの写真のような夕日とまではいかなくても、
冬空の夕日を撮影できたようです。

夕食はレストランで焼肉!
1泊2日の合宿プランの夕食メニューの定番です。
和気あいあいとした笑い声と共に、ジュージュー!とおいしそうな音と匂いがロビーまで・・・
(ああ、お腹減った~・・・と、いつもの心の声が)

ひと息ついて観測へ。
冷え込んでくるので皆さんバッチリと防寒対策。
ささやかですが、ほかほかカイロをどうぞ。

さすが天文科学館、持参する天体望遠鏡もスケールが違います。
大きいのから中ぐらいまで様々。

ちなみに、ロマンツェの屋上にはドームのついた天体望遠鏡があり、
それも自由に使って観測できます。

この日の観測場所は、本館前の野外ステージのある風車広場。
前日の積雪を、観測できるようにスタッフが雪かきしてサポートです。

200mほど離れたグラウンドゴルフ場で観測する団体さんもありますが、
この日は積雪のため風車広場のみ。

さてさて、星空はいかに。

■寒~い冬の天体観測、あったか~い豚汁とお風呂で温まって

夜遅くまでの観測の間は、冷える上にお腹も減る・・・
天文合宿の場合は、食事や入浴を最大限に配慮して合宿を支えます。

この日は夜食におにぎりセットとあったかい豚汁を、2階の会議室にご用意。
各自が好きな時に食べに来られるよう、
カセットコンロでその都度温められるようにしています。

ちなみにこのあったかい豚汁は、料理長の思い出がベースになっています。
小学生の頃に友達と行った天体観測で、
普段は頑固なお父さんが、おでんを作って鍋ごと持ってきてくれた思い出。
寒いから、友達と一緒に食べてあったまってほしいという親心・・・
それがそのまま、合宿の夜食につながっているそうです。

展望風呂は通常は午後11時までですが、
いつでも入浴できるよう、夜通し開放。

天体観測はなんといっても真っ暗な環境が求められるので、
本館やログハウス周辺の外灯などはすでに消灯。
本館内も23時には消灯します。

何度か天文合宿を受け入れる中で、
外の自動販売機の灯りも意外にまぶしいとの声を聞いていたので、
業者に連絡して事前にスイッチオフ。

きらめく星空を観測してもらうため、できる準備は全てぬかりなく。

代表者の方には玄関の鍵をお渡しし、消灯後も自由に出入りできるようにしています。

「ああ~、ちょっと曇ってるね~」
「どうかな~、見えたかな~」
「昨日だったら星がはっきり見えたのにね~」

何日も前から天気予報をチェックし、
気がつくと自分たちも合宿に参加しているつもりになっているスタッフたち(笑)。

■星空と雪遊びで満喫

観測の夜が明け、朝食はレストランで和定食。
炊きたてご飯に味噌汁、焼鮭、小鉢もの、焼き海苔の日本食が、
疲れたからだを温めてくれます。

通常の3食は1日目の夕食、2日目の朝食と昼食ですが、
天文合宿の場合は夜の活動になるため、
1日目の夕食、夜食、2日目の朝食というご対応をしています。

夜通し観測するため、2日目の朝食なしで昼食というパターンにする別の団体さんもあります。※
(※連泊でないとご対応できないことがあります)

「星はみえましたか?」
「見えましたよ~!サーッと晴れて、その時にバッチリ見えました!」

スタッフの問いに、意外にも晴れ晴れとしたそんな答えが返ってきたのはうれしかったですね~。

肉眼ではわからない、高性能の天体望遠鏡で、宇宙の世界を堪能できたようです。
(いいな~、見てみたい!)

午前10時解散。

し~ん、としたいつもの静けさに戻った高原には、
かわいい親子雪だるまやミニミニ雪だるまがちょこん、とたたずんでいました。

小学生がお父さんと作ったのかな。
小さいけど、かまくらもありました。
星もいいけど、都会っ子には貴重な雪遊び体験だものね。

星空と雪。
ダブルの楽しみで、いい思い出が作れたかな。

「天文合宿をしたいけど、対応してくれるところがなくて・・・」
そんなお悩みを抱える団体さんは少なくないようです。

「全国で星空が7番目に美しい町」に選ばれたこともある旧佐伯町時代。

三保高原の星空は、いつでも変わらず広がっています。
あったかい豚汁とお風呂。
真っ暗な夜空を用意して。

・・・ちなみに、雪遊びはオプションです(笑)。

星空に魅せられた天文研究会の天文合宿を見る
⇒ http://www.romanze.jp/gasshukup/item72/


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