74歳の女心をわかっとらん!
メルマガバックナンバー ももたろう通信 第89回
「女心はいくつになっても・・」
2016年1月25日配信
エッー、どうしたん???
先日、実家の母がおでこと前髪の生え際のあたりを数針縫う怪我をしました。
階段を踏み外した事が原因ですが、外でこけたにもかかわらず
どういう転び方をしたのか、すり傷ひとつ顔には無かったのです。
翌日、どうしているかと思い訪ねると、
「あー、どうしよう」
「スカーフにしようかぁ~」
何やら母が言っています。
一日過ぎると、おでこのあたりから目のあたりまで、顔の上半分が
かなり腫れていました。父に聞くと、近所の人に会うと恥ずかしいから
腫れた顔をどうやって隠すか考えているらしいとの事。
「少し安静に、と言われたんじゃから外に出ることなかろう」
「いや、誰か来るかもしれん。そうしたら恥ずかしいから」
「じぁ、マスクしたら?」
「マスクじゃ、顔が隠れんがん」← 確かに、おっしゃる通り
すると、お父さんが
「お母さんの顔ばー、誰も見よりゃーせん」と一言
思わず、うなずこうとした時
「もー、お父さん。私の気持ち、女心が分かっとらん!!」
「・・・・・」父と二人、次の言葉が出ませんでした。
こうなったら、どうしても隠したい母は、スカーフをゆるめにかぶって
数日を過ごしていたそうです。
普段から、おしゃれに凄く気を使うような母ではないから
「女心が・・・」の一言が、おかしいような、かわいいような。
74歳・超熟女の母。女心はいつくになっても難しいようです・・・。
さて、2016年の最初のメルマガは、こんなゆるい話からスタートです。
今年も「ももたろう通信」をどうぞよろしくお願いいたします。
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