津山市の福力荒神社大祭。まむし除けまんじゅうのご利益はいかに

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メルマガバックナンバー ももたろう通信 第90回
2016年2月24日配信
「知る人ぞ知る、●●まんじゅう」

豆まき、恵方巻き、バレンタインデーと2月はイベントがいっぱいです。
旧正月には、中国から春節前後の訪日爆買もニュースを賑わせていました。

この旧正月の元日から3日間(今年は2月8日・9日・10日でした)
毎年、行われる知る人ぞ知る、山間の田舎ならではのお祭りをご紹介します。

岡山県津山市の「福力荒神社大祭」(ふくりきこうじんじゃたいさい)

さて、この神社何で有名かと言うと「マムシ除け」

その昔、美作(みまさか)国の国主の家臣がマムシに噛まれ、この神社に
参拝したところ霊験があり、以来ご利益があると言われるようになったとか。

神社では、御浄砂(ごじょうさ)というマムシ除けの砂が売られていて、
旧正月の元日から3日間のあいだに参拝し、この砂を家の周りにまいておくと
マムシが寄り付かないそうです。

神社で買うと言えば、お守りが定番だけど、砂を買うって・・・。
でもこの砂、お参りした人の大勢が買って帰っているようですよ。
我が家も毎年この砂をまいています。買いに行けない年は、ご近所さんに
お願いして買ってきてもらいます。

もう一つの定番は、「まむしよけまんじゅう」
素朴な味の、こしあん入りの黒糖まんじゅう。
皆さんの定番土産です。
今年もいただきました。

そして、この大祭は露天が多いことでも有名。その数約200件!
すぐそばを電車が走ったりすることもあります。
定番のたこ焼き、たい焼きなどの「食」あり。農機具あり。花や木あり。
なんと、お墓の展示まで。やはり、田舎ならではでしょうか?

大祭当日は、参道近くの幼稚園と小学校がお休みになるなど、地域ぐるみで祭りが
盛り上げられます。津山市の人口約10万人。大祭期間の参拝者数約15万人だとか。

私の地元では毎年の定番なので当たり前に思っていましたが、県外出身の人に
話をすると「珍しい!!」と言われたのでご紹介しました。

昨年マムシにかまれ兄が入院しました。
全くお参りとかに興味の無い人ですが、
なんと今年は、お参りして砂を買って家の周りにまき、定番の
「まむしよけまんじゅう」食べました。どれほどご利益があるのか???

興味のある方は、来年ぜひ行ってみてはいかがでしょう。

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